座談会・グループインタビューとは

指定された場所に行き、司会者の進行の元、意見交換をします。
東京や大阪、名古屋など、人口の多い地域で開催されていましたが、コロナが流行った頃から、オンラインで開催されることも増え、全国どこにいても参加できる会も増えてきました。

謝礼は、男性や、あまりいない職業の方などなど、モニター登録されている可能性の少ない属性の方が高めです。

30~40代の既婚女性は、依頼の打診は多くありますが、登録者数も多いので、競争率が高くなっています。

属性にピタリと当てはまり、当日参加できる方のみが参加可能です。

絶対に、嘘はつかないこと
嘘をついて参加しても大抵は見抜かれ、ブラックリストに入ることもあります。
=次回から参加できなくなることも!

募集元
行政モニターや、企業モニターに採用されるか、調査会社に登録すると、参加できます。
リクルーターさんと知り合い仲良くすると依頼されることもあります。
調査会社からの依頼は、あらかじめ登録されている方の中から、属性に合いそうな方に声が掛かり、条件に合った場合にのみ依頼されます。会社によってはモニターさんを抱えることなく、リクルーターさん経由でのみ受け付けている事もあります。

謝礼・時間

・行政・企業モニターの場合
謝礼金額は、募集元により大きく差が出ます。
行政モニターの場合は、交通費のみの事もあります。年間の謝礼金額に含まれているか、参加回数に応じて支払われることが大半です。

調査会社主催の場合
謝礼は、5,000~20,000円。集めるのに困難な属性ほど、金額が高くなります。
直接会って集まる場合は、基本的に座談会当日に支払われます。
オンライン開催の場合は、銀行振り込みやポイントで支払われます。
時間は2~3時間ほど。

○謝礼が低めの属性(比較的集まりやすい属性)
20代、30代の女性や主婦

○謝礼が高めの属性
男性 / 10代 / 高齢者 / 特定の職業に就いている方
指定の商品を一定量利用している方 などなど

子連れでもOK?
基本的に子連れでの参加は出来ないものと思ってください。
謝礼金額によっては足が出てしまうかもしれませんが、参加する事に意義があり、勉強になる事も多々ありますので、一時保育に預けることなども考えてみましょう。

行政モニターや、育児関連の企業モニターでは、託児付きや子連れOKの事もあります。
自己判断せず、必ず主催者に確認しましょう。

時間厳守
座談会というのは、全員が揃わないと始めることが出来ません。したがって、一人が遅刻すると終了時刻が延びるなど、他の参加者に迷惑がかかりますので、時間厳守で参加しましょう。もしも遅れそうな場合には、必ず連絡を入れる事。

交通費
企業・行政モニターは、募集元により違いますので、事前に確認しましょう。
調査会社主催の座談会は、大抵、謝礼に含まれています。

持っていくもの
行政・企業モニターの場合は、事前にご確認ください。
調査会社主催の場合は、印鑑を持ってくるように言われます。それって怪しい!怖い! と思わないでください。座談会の謝礼を支払う際に、領収書にサインと印鑑を押していただくためのものです。税務関係上、必要な事とご理解ください。

車に関する座談会の場合には、身分証明書や車検証を持参するように言われることもあります。これは、参加したいばかりに、嘘をつく方が多いため、確実に該当車種を持っていることを確認するのに、必要となります。

服装
特に指定がない場合には、スーツなどを着ていく必要はありません。清潔な普段着で十分です。

突然、行けなくなったら?
必ず早めに、募集元に連絡を入れましょう。キャンセル待ちの方がいる場合もあります。
この時、注意するのは、決して変わりの方を勝手に紹介しない事。細かい参加条件が設定されている事が多い為、紹介した方が参加条件に合致しているかどうかが分からない為でもあります。

もしも募集元が急なキャンセルで困っていた場合には、条件に合いそうな知り合いを紹介する事もいいと思いますが、必ず、募集元に確認をとってからにしましょう。

座談会のちょこっと裏話
調査会社が募集している座談会の場合ですが、会場には隠し部屋があり、クライアント(調査の依頼主)と調査会社の担当者が、モニター画面を通して内容を全て見ています。

クライアントは調査会社に対し、参加者一名当たり5~10万円という費用を支払っています(調査会社や参加者属性などにより差があります)。参加者に手渡されるのは、そのうちの一部になりますが、自分の発言にそれだけの価値があるという事を肝に銘じて、参加してください。

けっして嘘をついたり、前日飲みすぎて二日酔いの状態だったり、当日の朝からお酒を飲んで参加するようなことは避けるように。※実際にいるそうです。

また参加したら、恥ずかしがらずに積極的に発言しましょう。その発言を聞く為に、呼ばれたのですから。

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